レッスン生専用_真空シール器基礎

真空パック器(真空シール器/真空パック機)の選び方

真空パック器(真空シール器/真空パック機)を購入する際の選ぶポイントをまとめますね。

家庭用真空パック器(真空シール器/真空パック機)の種類

家庭用の『真空パック器(真空シール器/真空パック機)』には大きく分けて「溝式」と「ノズル式」があります。業務用の「チャンバー式」の家庭版が一部ありますが、家庭で使うには高価ということに加え、いろんな制限があるため今回は除いてお話ししますね。

この「溝式」「ノズル式」というのは何が違うかというと、空気の脱気方法が違います。空気を吸い上げる場所が「溝/みぞ」なのか「ノズル」なのかの違いです。

この違いによって使える袋の形状が違うことで大きな違いがあります。

真空パック器(真空シール器/真空パック機)溝式

ではまず一番一般的でいろんなメーカーから出ている「溝式」から説明しますね。

写真のように「溝/みぞ」があるから「溝式」といわれています。
この溝を使って空気を吸って袋の中を真空にします。この溝全体で空気を吸うため、ツルツルの袋だと座れた時に袋が密着してうまく空気が吸えなくなるため、袋にエンボス加工することで空気の通り道を作り、袋全体の空気を吸うことができるようにしています。

よく「専用袋」という言い方をしたりしますが、メーカー販売のロール式エンボス加工された袋があることで専用袋と俗に言われています。「溝式」で脱気をするために使える袋は、メーカー販売のロール式しか使えない場合と、エンボス加工されたものなら何でも使える機種と様々です。

エンボス加工された袋は、ロール式意外に袋の形状をした業務用も販売されているので混乱することもあるかもしれません。

「溝式」の真空パック器(真空シール器/真空パック機)のメリットデメリット

〇 本体が比較的安価
〇 本体がコンパクトなものが多い
〇 アタッチメントが豊富(ワイン用/タッパなど)

X エンボス加工袋が高く、ランニングコストがかかる
X 水物ができないため用途が限られる
X 本体は使い捨て、消耗部品は交換不可

 

真空パック器(真空シール器/真空パック機)ノズル式

続いてノズル式は名前のごとくノズルがあるからこう呼ばれています。先ほどの「溝式」は溝で空気を吸って脱気するといいましたが、「ノズル式」はこのノズルで空気を吸い上げます。

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